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カトリック平戸口教会、焼罪史跡公園

田平教会の中田藤吉神父が保育園を創設、園舎を仮の聖堂としていたが、

1952年(昭和27年)、コロンバン会グリニー神父の時代に現在の聖堂が建設された。

コロンバン会というのは、アイルランドの聖コロンバン(543-615)を保護者として、1916年に創設された会。

 

平戸口教会から車で10分ほどの距離には焼罪史跡公園がある。

ここは1622年(元和8年)長崎・西坂でのいわゆる「元和の大殉教」の少し後に、

ナポリ出身のイエズス会宣教師カミロ・コンスタンツォ神父が火刑によって殉教した場所。

カミロ神父は一度1614年の追放令でマカオに追放されるが、1621年に再び日本に戻り、

生月島、宇久島などで布教活動を続けたが、宇久島で捕縛され平戸で殉教を遂げた。

カミロ神父の処刑の様子は、平戸にいたイギリスやオランダ船の船員たちも見ていたらしい。

現在でも公園からは、平戸瀬戸を挟んで、平戸城や平戸ザビエル記念教会も見ることができる。

【アクセス】

カトリック平戸口教会に行くには、国道204号線を平戸大橋の方には曲がらずそのまま北東へ。少し進むと二股に分かれるので左の細い道に入ります。徒歩なら下から上がっていけるけど、車の場合は教会の西側から回り込むように進んで下さい。

 

焼罪史跡公園は、204号線から平戸瀬戸市場、フェリー乗り場などがあるところを抜けて県道230号線へ。サムソンホテルを目指して進み、ホテルの敷地内を通り抜けて下っていくと公園の駐車場に着きます。

 

【リンク】

平戸口教会

焼罪公園(ながさき旅ネット)

 

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