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カトリック島原教会
「長崎の教会」というページによると、
「昭和7年(1932)9月諫早小教区より分離、独立」とある。
ということはそれ以前からここに教会があったのだろううか。
現在の教会堂は1997年に完成したものだそう。
あまり見かけないドーム式の教会堂。内部の天井もこの形のままで、
祭壇の後ろ側がガラス張りになっていたり、モダンな作りではあるんだけど、
不思議な統一感があって、落ち着いた雰囲気を感じた。
右側面のステンドグラスは、有馬や雲仙などでの殉教をモチーフにしたもので、
イタリア・ミラノで作られたものらしい。
聖堂内には、島原の乱の際に使われた山田右衛門作による旗や、
踏み絵に用いられた聖像なども飾られており、
また、教会の外にはイグナチオ内堀、マグダレナ林田など殉教者の像も置かれている。
日本26聖人に捧げられたこの教会には、
「殉教」というテーマが統一感を与えているという感じがした。

島原教会
珍しい形の教会。

中浦ジュリアン像
奥は殉教者の内堀兄弟の像。

マグダレナ林田
入り口右手にマグダレナ林田、左手にはイグナチオ内堀の像が設置されている。

ステンドグラス

ステンドグラス

ルイス・デ・アルメイダ
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